強迫性人格(完全主義) についてふれましたが、それとはほぼ逆の人格障害があります。
これは「演技性人格障害」と呼ばれるものです。演技性人格障害の男性、女性は非常に感情的で、外交的、ドラマティック、衝動的、純真、そして非常に誘惑的です。彼らはルックスもよく、社会的にかなりのカリスマ性を持っています。
強迫性人格が男性に多く見られるのに対し、演技性人格障害のほうは女性に多く見られます。完全主義者はだれよりもうつになりやすいのですが、演技性人格障害の人はうつの演技をします。演技性人格障害の女性はとくにうつを訴えます。
しかしよく診察してみると、彼女らがうつに関する最新のすぐれた本でも読んでいないかぎり、真のうつを患っていると診断されることはごくまれです。
こうしたケースを「演技的うつ」と呼ぶことがあります。演技性人格障害の人(男女ともに) も他の人格障害のタイプと同じく、ときにうつになります。しかし彼らは、子どものころからずっとうつのふりをするか、あるいは人を操作するために一時的にうつになるのです。人の関心を向けたいとき、権威ある人(普通、親、友人、伴侶など) の言いなりになりたくないときにそうするのです。
完全主義者の場合、深刻に自殺願望を訴えるときには本人を保護するために入院させます。しかし演技性人格障害の人が自殺したいと言っても、私たちは普通、「それもひとつの選択肢ですね。でも、あなたが怒っていることを他にどんな方法で表せるでしょうね? 」と言います。そして夫に対して過激に行動してみせるかわりに、夫にその感情を告げるなどの他の選択肢をいくつか話し合います。
すると、数分間のうちに自殺をほのめかすようなうつ状態は解決するのです。自殺を何回も「試みた」演技性人格障害の患者は数多くいます。ある方は自殺を17回「試み」ました。しかしこうした患者のうち、実際死亡してしまう人はごくわずかです。
このタイプの患者が実際に自殺をする状況についての報告を読んだことがありますが、普通、死に至ってしまうのは事故の場合が多いようです。
たとえば、ある演技性人格障害の女性が夫に腹を立てているとします。夕方5時に薬物の多量服用をすれば、5:30には夫が帰宅して彼女を見つけ、病院の救急室に担ぎこまれるという筋書きを立てます。しかし夫の帰宅途中に車のタイヤがパンクして、家に着くと6:30を回っており、妻は死んで発見されるわけです。彼女はまったく死ぬ気はなかったのです。
こうして衝動的に、「事故」で自殺したことになるのです。私たちはもちろん、演技性人格障害の患者であれ、すべての自殺するという脅迫を深刻に受けとめます。というのも、事故死という可能性もあり、自殺をほのめかす人の1割が実際に死亡しているからです。ですから、私たちは演技性人格障害の患者の自殺の脅しを現実的に受けとめ、そうすることで患者は脅しの手を使わずに、怒りを別の方法で表現することを学ぶことができるようになるのです。
強迫性人格の場合と同じく、演技性人格障害の根は、子ども時代にさかのぼります。もし女の赤ちゃんを演技性人格障害を持つ女性に育てたいと思うなら、母親は次の12のルールに従えばいいのです。
- いつも母親に意思決定を頼るように仕向け、自分で考えなくていいようにする。
- 彼女を甘やかし、つねにいいなりになる。とくにふくれっ面をしたり、泣いたりしたときは折れる。
- けっして夫の性的ニーズを満たさない。暖かさと愛情を求めて、夫は妻のかわりに娘に過剰な愛情を注ぐようになる。
- 娘が自分を否認するテクニックを学べるよう、たくさん嘘をつく。
- つねに性格ではなく、ルックスをほめる。あちこちに鏡をおいて、始終自分にうっとりさせる(これは演技性人格障害を作るのに一番大切なルール)。
- 彼女が家出したときは(おそらく彼女は頻繁にそうするだろう)、かならず彼女のあとを追い、最初から彼女の言うようにしなかったことを謝る。
- 彼女が悲しそうで、24錠のアスピリン、睡眠薬などを飲みこんで自殺のまねを装うときは、彼女の言うことを最初から聞き入れなくて悪かったとかならず伝える。これは簡単である。なぜなら彼女は母親やボーイフレンドが近くにいて彼女を救ってくれる状況がなければそもそも多量服用をしないから。
- 映画スターになるよう彼女に薦める。それまでに彼女は十分にドラマティックで、演技はかなり自然に身についているだろう。
- 離婚、再婚を2~3回くりかえし、男はみなクズだと教える(しかし彼女はそれでも男と暮らすはず)。
- 誘惑的な衣服を着るよう薦める。しかし、実際はあまり薦める必要はないだろう。なぜなら彼女は父親を喜ばせるために自然とそうしているだろうし、父親は娘の性格でなくルックスのよさを賞賛し続けるだろうから。
- 娘がデートから帰るのが2時間遅れたら、夫といっしょになって娘をしかる。そして好奇心いっぱいの笑いを浮かべて、興味をくすぐる詳細を聞き出して楽しむ。しかし娘のアドベンチャーを自分がどんなに楽しんでいるかは、たとえ娘は知っていても、気づかせないようつとめる。
- 具合が悪いふりをする彼女につくしてあげる。そうすれば彼女は自分の本当の感情に向き合うかわりに病気になって、医者から医者を渡り歩き、しかし何も悪いところは見つからず、こうしたいばった男性の医者たちにますます腹を立てるようになる(だが、助言を求めて何千ドルも使い続けるだろう)。
世界中で精神科の聖書とされている「精神科診断マニュアル」によれば、演技性人格障害の人は、「興奮性、感情の不安定、過剰反応、自己の演劇化に特徴づけられています。この自己の演劇化はつねに関心を呼ぶためのもので、患者はその意図に気づいているいないにかかわらず、誘惑的であることが多いのです。こうした人格はいつも未熟、自己中心的で、うぬぼれが強く、普通人に依存する」となっています。
演技性人格はまた、私たちが受動攻撃性人格と呼ぶ性格傾向(これには「妨害癖、ふくれっ面、ものをぐずぐず先のばしにする、わざと非能率的にものごとを処理する、頑固」などが含まれる) よりも高い率で見られます。
これらは敵意をむき出しにすることなく、依存している人に仕返しをする方法です。私たちの大半がときにはこうした方法のどれかをとったことがあるものですが、真の演技性人格を持った人は、つねにこのようにふるまいます。
例
ここで2つの短いケーススタディを出しましょう。ひとつは、数年間の治療に通った女性(ジェーン)の演技性人格のケースです。
ジェーンについては、すでにグリーフ(深い悲しみ) を否認しています。彼女は14歳のとき、何度も家出をくりかえして、薬物に手を出し、奇妙な行動をして、総合病院の精神科に入院しました。
たとえば、学校のトイレでかみそりを使って自分の背中を切り、教室にかけこんで、女性の先生(彼女が好意を寄せていた)に切られたと告げるのです。自分に注意を向けてもらうためならほとんど何でもするのです。彼女が病棟のジュースの乗ったカートに向かって話しかけているのを見たとき、完全に精神症状が出現したのかと思いました。しかしあとでわかったことには、それも、人に注意を向けてもらうための演技だったのです。
彼女は病院での集中的な6週間の精神療法ののち、2年間外来で週1回の精神療法を続けました。その間、半日ほどいなくなったことが1回、薬の多量服用が6回ほどありました。これは、すべて母親を操作するためです。ときどきマリファナを吸い、100回もかんしゃくをおこしました。
それでもそのすべてが以前と比べると劇的に改善しているのです。彼女は16歳で少女のための小さな施設に入ったのですが、そのころまでに彼女はだいぶん成熟していました。最初患者としてやってきた14歳のときの彼女は、IQテストは135という高得点であったにもかかわらず、心理的成熟度は3歳だったのです。
16歳で彼女はやっと10~12歳くらいのふるまいができるようになりました。親は、子どもの健康な成長に必要なものを提供できない状態を14~16年も続けてきたあとで、精神科医に数週間で自分たちのミスを全部治療できるだろうと期待するのです。
ことはそう簡単ではありません。 私たちにできることは、親が子どもの課題をのりきる方法のいくつかを探しだす手伝いをするだけです。ジェーンの人生最初の6年間をみてわかったことは、母親が上流階級の出身で、父親は経済的に成功していても、心理的にはとても弱く未熟、といった環境で育ったことです。
家庭では母方の祖母が支配的で、この彼女もまたビジネスの成功者でした。母親は夫をけっして性的に満足させたことはありませんでした)。それで父親は関心をすべて娘に向けました。そして彼は、妻や娘以外の他の兄弟たちを完全に無視しました。
いかにが愛らしいかを何度も何度もほめたたえました。しつけたるものはまったく考えにおよびませんでした。
ほしがるものは何でも与えました。父と母は別々の寝室で、娘は毎晩父といっしょに寝ました。就学前には少なくとも一度、母方の祖父に性的いたずらを受けています。
この祖父もかなり老いており、支配的な妻からけっして性的満足を得ていませんでした。
5歳のとき、彼女と父親がいっしょにべッドで寝ていると、突然父親が心臓発作をおこしました。救急車が呼ばれ、寝室から彼が出て行くときに、「心配しないで、、戻って来るからね」と言ったのです。
しかし父親は病院で息を引き取り、それを信じょうとしませんでした。数ヶ月、彼女はクローゼットやドアのうしろを探し続けました。父親は娘の命そのものだったのです。
彼女は想像力をたくましくして、日に何回も父の名を呼び、父が彼女に話しかけるために部屋に入ってくるのを想像しました。
16歳になってようやくそうするのをやめましたが、それでもたまにそうしているようなふしがあります。強大な否認のテクニックを用いて、ときに彼女は実際そこに父親がいると信じるのです。.
自分がこんなに父のことを必要としているのに、彼女をおいていった父を責めました。もし彼がまだ生きていて、まるで妻のようにふるまい続けたなら、状況は現実よりはるかにひどくなっていたことでしょう。
しかし彼女は父を愛するのと同時に嫌悪していました。彼女は男性一般に対して苦々しい態度をとるようになり、また、大人になるにつれてますます誘惑的な行動をとるようになりました。彼女はまさに演技的人格をフルに発達させました。
2年間定期的にセラピストに会うようになって、彼女は彼女の誘惑、操作に引っかからない、そのかわりに真の愛を率直に示す年上の男性を信頼し、見分けられるようになってきました。
セラピーを受けている間、彼女は信仰をもって成長しようとしましたが、やがて父を操作したのと同じ方法で、神を自分の都合のいいように理解しょうとしている自分を発見しました。ほとんどの人と同じように、彼女は、神は父親みたいなものだと思い、神の全知性、無限力、真の愛と完壁な正義を受け入れるのに困難を覚えたのです。
母親に、家でどう彼女を扱うかに関して話をもちかけましたが、関節炎と心臓病を患った母親は、適切な方法でをしつけることができずは近くの町の小さな施設に住むようになったのです。そこで彼女はうまくやっているとのことです。前述したように、演技性人格障害を患うのは女性ばかりではありません。前に紹介したリストを息子に当てはめれば、容易に息子を演技性人格に育てることができますし、実際多くの男性の演技性人格者がいます。すぐに思いあたる方もいるでしょう。
演技性人格障害の患者は、意識的、無意識的に異性を誘惑し、相手をおとしめてその相手もまた他の男(女)と同じく無価値であることを示そうとします。
売春をする多くの女性が演技性人格であると言う人もいます。多くの演技性人格障害の女性は、性的に自分をおとしめてくれるいい男を求め、そしてまわりの人間には「彼にそそのかされた」と言いふらし、彼の評判を傷つけるのです。
演技性人格の女性の内的心理
過剰に感情的な(演技性人格の)大人の女性の心理構造をさらによく理解するために、かりにMという女性に登場してもらって、彼女の思考、感情を探ってみましょう。Mは社交的で、人好きのする成人女性で、現在2度日の結婚生活を送っています。
最初の結婚は17歳のときのことでした。相手は「ドンファン」タイプでカリスマ的なすごいハンサムで、しかし依存的な男性でした。彼女は、セックスが妊娠につながるということを「うっかりして」忘れてしまったために、結果として彼と結婚することにしたのでした。
実際は、私たちの意見では、彼女は無意識に彼女の父を罰するために妊娠したかったのです。彼女と最初の夫との間では最初からケンカが絶えませんでした。そして両者ともに、カウンセリングに通うことで衝突を解決しようとするほどの責任感は持ち合わせておらず、結局「性格の不一致」のせいにして離婚しました。
これはよく見られる理由づけです(実際には「性格の不一致」たるものはなく、ただやる気のない人間が二人いるだけです。いかなる人格タイプの二人でも、いいカウンセリングを受け、プライドを飲みこみさえすえば、幸せな結婚生活をおくることができます。
ただし両者ともに、何らかの責任ある変化をもたらす意欲がなくてはいけません)。マリリンは離婚後、1人でいる自由さに耐えられずに、すぐに経済的に安定した、自信たっぷりの年上の男性と結婚します。彼女は、彼が相当な強迫性人格であることや、彼の安定感、自信がうわべだけのものであることを理解していませんでした。
また、彼女にとって彼は、対等なパートナー同士であるというよりも、父親代わりだったことにも気づいていませんでした。さて、このMの思考プロセスの内奥まで入りこむ旅を進めていくにつれ、私たちはものごとがより鮮明に見え始めるでしょう。
たとえば、Mは感情的で、興奮しやすく、ときに気落ちしているように見えますが、人好きのする、とてもさわやかな人格のときもあります。彼女は社交的でもあり、パーティの華です。人々は彼女の華やかさにひかれて周囲に集まります。彼女は本当にカリスマ性があり、人々は彼女といるのが楽しみです。
彼女はときに芝居がかっていて、魅力的な身体をしており、人の関心をとりわけ必要としています。彼女は活発で、言葉使いは演劇的かつ表現力たっぷりです。心の奥底では自分自身を愛していないにもかかわらず、人を落ち着かせる能力を持っています。
また、彼女は表面的には感情豊かに見えますが、深層レベルでは人に近づくのが苦手で、理論より感情に重きをおきます。彼女はつねに現在に生きており、未来や過去にはこだわりを持ちません。でも夫はむしろ未来に生きており、将来の目標プラン設定に忙しいのです。
Mの社交上の友人は、彼女が相当に見栄っ張りで自己中心的なことに気づきません。ようばう男性のなかに入ると、彼女は自分が心から欲する「関心」を得るために、美しい容貌を使い、彼女に近づく男性と身体的な「親密な関係」を持とうとします。とくに夫が出張でいないときなどは、他の男たちとよくセックスをします。男性の注目を得るのが大好きで、男たちを操作するためにセックスを利用するのです。
しかし彼女は劣等感を感じており、美しいにもかかわらず、自分の容姿が好きではありません。彼女の人の関心をひく能力に満足できず、自分がいっぱしの人間であることを証明しようとします。夫が彼女を甘やかさないと、彼女はアスピリンやバリウムを多量服用したりしますが、致死量までは飲みません。夫に罪悪感を持たせるに十分な量だけを飲むのです。彼女はドレスやしぐさで巧妙に誘惑し、自分が望む関心を得ようとします。
彼女は拒絶を強烈に恐れているのです。彼女は異性としょつちゅう衝突します。異性をときに過小評価し、またあるときは過大評価します。父親と多くの衝突があり、けっして折り合いをつけていなかったからです。彼女は、子どものころ、うまく操作すれば父親をコントロールできることを学んだことを覚えています。
しかし父親もまた、ときに予測不可能な行動をする男性で、彼女はこれを父親に拒否されたとあいむじゅん感じています。これがのちに男性に拒否される恐れとなり、同時に男性への相矛盾する感情を抱かせることになります。父親やその他の男性への強力な怒りがたまっているため、彼女は夫とのセックスでは冷感症ですが、他の男たちとなら、ある程度セックスを楽しめます。
社会的には、彼女はとても暖かく魅力的な印象を与えますが、感情の起伏が激しく、ものごとを理性的、論理的に見つめる力が欠如しているため、生活はとても不安定です。感情は大切ですが、感情は気まぐれで移り気なのです。
Mは相当感情的であるにもかかわらず、多くの深い感情を抑圧しています。とてもオープンに見えるので、新しい友人はずっと以前からの知り合いのような気持ちになりますが、表面的な関係以上のものを築くことは難しいのです。つまり彼女の知り合いは、彼女と知り合って1時間しかたっていない人程度にしか彼女のことを知らないのです。
Mは、落ち着いた自信たっぷりげのうわべの印象を作り出しますが、不安定感を感じひんばんています。そして療繁に退屈さを味わいます。また、夫はいつも時間に正確ですが、彼女はたいてい時間にルーズです。
これは夫を罰するために彼女が無意識にすることです。そして、彼はすべてを詳細に計画しますが、彼女は詳細はどうでもいいのです。夫は実にきちんと道義をわきまえた人ですが、マリリンは非常に衝動的で印象やカンに頼ります。
一方、アート、音楽にとてもクリエイティブで、鮮やかな生き生きした創造力を持っています。夫はお金に関しても非常に厳しいのですが、マリリンはかなりの浪費家です。
Mはまた、男性と張り合おうという敵対心を持っており、性的にも男を負かそうという気持ちを持っています。セックスを通じて男を魅了し、コントロールします。そして、彼女は権力のある父親的な人物を選びます。男は彼女の容貌ゆえに、ステータスシンボルとして彼女を見ます。
また、彼女は母親的な人物でもあり、男の甘えのニーズを満たします。Mの幻想は、愛と人の関心をめぐつてふくらみます。一方で強迫性人格の夫は、パワー獲得を追い求めています。
子どものとき、Mは病気になって人の関心を得ることができました。また子どものころ、自分の要求を認めさせるには芝居がかったやり方が効果的だったのを覚えています。
また彼女は、過剰に母親に甘えることを学びました。これは彼女の成熟を妨げることとなり、それしっとでいっそう彼女は、特権は男に与えられていると感じ、男性に対して競争心と嫉妬を抱いたのです。幼いころは父親と非常に親密だったのですが、そのうちに父親との衝突が始まり、思春期あたりになると相当の拒否感を感じました。十代のMは人に評価され、認められようと必死でした。他の美人の女性たちとの関係がまずくなったのは、彼女たちが男性の関心をめぐってライバルになるからです。
演技性人格の特徴
ところで、私たちはみな男女とも、ある程度の演技性性質を持っています。私たちの経験から言えば、その傾向が強いほどに、以下の傾向が多く見られるでしょう。
- 外交的でいっしょにいて楽しいと言われる
- 演技的なふるまいが多い
- 不安定ですぐ興奮する
- 見栄っ張りで自己中心的
- 依存心が強い
- 自殺をほのめかす(薬の多量服用をするなど)
- 行動も誘惑的(自分では気づかない、わかりにくい方法で誘惑をする)
- 異性に対して相反する二面性を持つ
- あまりものごとを深く考えない(感情に頼りすぎる)
- 異性の関心を何よりも求めるにもかかわらず、無意識に異性への怒り(憎しみ)を持っている。
- 他人の関心をひく行為をする
- 父親的存在を探し求めている
- 父親への深い、苦々しい思いを抱いている
- 外見は魅力的ではきはきしている
- やたら大げさにものを言う
- とてもオープンで、多くのことをすぐに人にしゃべる
- すぐに知り合いになり、長いつきあいのような気分になる
- しかし深い親密さはめったに築かれない
- すぐれた想像力を持っている
- 相手を自分の世界観にひきこむような話術を持っている
- 表現豊かで落ち着いた印象を与える
- 時間にルーズで詳細なプランニングが苦手
- とっさのひらめき、カン、印象に頼り、信念を持たない
- わくわくする、インスピレーションを与えるような仕事が好き
- 他の素敵な女性に敵意や競争心を持っている
- 男よりパワーを持ちたいと願っている
- 自分は病気だと思うことで感情的問題に直面するのを避けることがある
- 人から愛と関心を受けることをつねに求めている
- 拒否されることに対しての恐れが強い
- 十代のころは、おてんばの時期が長かった
- 父親は魅力的で支配欲求が強かった
- 幼いころ(5歳以下)は父親と非常に仲がよかった