うつ病とうつ気分とは異なる、どのように違うのでしょうか?

うつ病=心の風邪

気分がふさぎ仕事や勉強への意欲がわかずに苦しい…。そのような症状で悩んでいないでしょうか?うつ病は単なる気分の問題ではなく治療が必須の病気です。

うつ病になると
脳のトラブルで気力がなくなり、なにも手につかなくなります。傍目には怠けているように映ることもあります。脳のブレーキが効き過ぎて感情調整ができなくなっています。
うつ病は特別な人がかかる病気ではない
心の病にはいろいろな誤解や偏見がつきまといますが、うつ病も例外ではありません。うつ病というと何か特別な人がかかる特別な病気だと考えている人が多いのですが、うつ病は、かなり広い範囲の人にかかる可能性のあるごく一般的な病気です。誰にでも起こりうるという意味でうつ病の「心の風邪」あるいは「脳の風邪」のようなものだといわれます。
脳にトラブルが生じている
うつ病は、ストレスなどが引き金になるので、心のもちよう問題だと考える人もいますが、これも誤った認識です。脳の風邪とも言われるようにううつ病は脳のトラブルであることが医学的にも明かになっています。
悪化する前に正しい治療が必要
うつ病は、放っておいても自然に治ることがあります。しかし、こじらせてしまうと大事に至ることもありこの点でも風邪によく似ています。
うつ病は急増中
リストラ、不況、過重労働、将来への不安など多くのストレスがのしかかる近年、うつ病にかかる人が急増しています。
なかには病気の自覚がないまま、ひとりで苦しみ続け悪化してしまう人もいます。
うつ病は適切な治療を受ければ治る病気です。兆候があればできるだけ早く対処しましょう。

うつ病は心のエネルギーがなくなった状態

憂鬱になり喜びも悲しみも感じられない
うつは、その名のとおり、気分がひどく落ち込みゆううつになる状態です。
周囲がどんなにおもしろく感じることもまったく楽しくありません。かといって悲しくて泣けてくるわけでえはありません。
悲しみはつらいとはいえ、生き生きとした人間の感情なのです。うつではそのような感情の動きそのものが低下しています。
意欲がわかずに悪いことばかり考える
心のエネルギーが欠如した状態ではなにごとに関しても意欲がわかなくなります。その結果、仕事や家事、勉強はもちろん、食事も入浴など、生活の基本行動もできなくなることがあります。また、そういう自分に焦りを感じ、悲観的な考えばかりが頭を占めてしまいます。
ぐるぐる思考
少し休もう!とかこれまでがんばりすぎたなどの発想の転換ができずに悪い考えばかりにとらわれてその思考回路から抜け出すことができません。

うつ病の自覚症状

  • 意欲の減退(21.5%)
  • 気分の抑鬱(17.4%)
  • 全身倦怠(8.7%)
  • 不安・焦燥感(10.2%)
  • その他(貧しくなるという妄想、自殺を考える、眠れない、将来が心配、くよくよする、心配、自信がない、人が遠く感じられる)32.1%

うつ気分

どんな人でも気持ちが落ち込むことはあります。しかし、うつ病の場合、落ち込み方が極端で非常に強い精神的な苦痛を感じ、体にもさまざまな不調があらわれます。

落ち込みの程度が重く苦しみが格段に強い
いやなことがあれば誰でも落ち込み、憂鬱になりますが、これは病気とは言えません。うつ病と区別する判断のポイントは、症状の重さです。仕事や家事などの行動ができなくなるほど落ち込み、極度に悲観的になります。
すべて自分がいけない、自分はダメな人間だと自己否定の気持ちが強くなります。また、そのことで苦しみます。こうした激しい気持ちの落ち込みが2週間以上続くようならうつ病の可能性アリとなります。
気持ちだけでなく体調も悪化します。ほとんどの場合、不眠になり、一晩中悲観的な考えが頭を占めて苦しみます。
快眠ぐっすり酵素「セロトアルファ」で睡眠薬が不要に

見分けるポイントは2点

  • 悲観的な考えが度を超していてときに妄想まで抱きます。周囲がいくら説得しても頑固に思い込みます。
  • 日常的に起こるうつ気分より重い憂鬱気分が2週間以上続いたりさらに悪化したりする。

うつ病 VS うつ気分

日常的なうつ気分なら、生活にそれほど支障がなく、気晴らしもできます。しかし、うつ病になると、日常生活が阻害され、何があっても気が晴れません。ちなみにうつ気分からうつ病へと進むわけではありません。

日常の行動ができなくなる
誰もが感じることのあるうつ気分と、病気としてのうつは、具体的にどう違うのでしょうか?
たとえば、日常的なうつ気分ならいやいやながらでも職場に行って仕事もでき、主婦なら家事もできます。休んだとしておせいぜい1日くらいのものです。
しかし、うつ病になると、仕事も家事も勉強もあるいは食事や入浴といった日常行動さえもできなくなってしまいます。これは面倒だからではなく「やらなくてはいけない」と重いながらも出来ないので苦しい思いになるのです。
自分を責めて自殺まで考える
日常的なうつ気分では、ものごとすべて悲観的に考えても「死のう」というところまで思い詰めることはありません。
ところおがうつ病では「自分はダメ人間」「みんなに迷惑をかけている」と自罰的になって苦しみ必ずといっていいほど死を考えます。たとえ症状が軽くても「死んだら楽になる」という思いをどこかに持ってしまいます。
よいことがあっても気分が晴れない
ふつうならたとえ相当気持ちが落ち込んでも原因となっていたことが解決すれば気持ちはすっきりします。
悩みそのものが解決しなくてもほんとによいできごとがあると、気が晴れます。落ち込んでいても趣味など好きなことをすれば短時間でも気が晴れます。
ところがうつ病ではどんなよいことがあっても落ち込みが解消されず、気晴らしが出来ません。このように日常的なうつ気分とうつ病とは大きく異なるのです。

うつ病とうつ気分の違い

  うつ病 うつ気分
強さ 強い 弱い
妄想 妄想的になることが多い 現実からはずれない
自殺 自殺することがある 比較的まれ
状況からの影響 よいことがあっても気が晴れない よいことがあると少し気が晴れる
日常生活 大きく阻害される それほど阻害されない
周囲からみて 理解できないことが多い 理解できることが多い
持続性 長く続く じょじょに軽くなる
抗うつ薬 よく効く 効かない
仕事・趣味 全く手に付かない やっていると気が紛れる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください