血液・血管の浄化 > 2017年 > 6月

肩こり 血行悪化で「疲労物質」増加

がんこな肩こり。これも血行不良が原因です。よどんだ血液に「疲労物質」がたまるために、不快症状が発生します。つまり、これまた血液の汚れが原因といえるのです。

放っておけば不快症状はさらに増す

放っておけば不快症状はさらに増す長い時間、同じ姿勢でデスクワークなどをしていると、首や肩の筋肉が緊張してきます。そのまま筋肉を動かさずにいると、筋肉の中を走る血管も縮んで血液の流れがわるくなり、筋肉に十分な酸素が届けられなくなります。

そうなると、筋肉の活動に必要なブドウ糖が不完全燃焼を起こし、乳酸などの老廃物(疲労物質)がたまることに。これが疲労感のもとです。疲労物質は神経を刺激をするため、痛みも発生します。痛みが起こると、反射的に肩や首の筋肉がこわばり、さらに筋肉の緊張が高まるため、ますます疲労物質がたまりやすい状態になっていきます。

こうなる前に、首や肩の筋肉を動かしたり、温めたりして血行をよくしておきましょう。同時に、流れやすい、きれいな血液を保つことも重要です。プラークだらけの血液では、運動温め効果も半減してしまいます。
デスクワークの人は特に体を動かすことを意識します。

冷え症 血行の悪さが最大の原因

手足が夏でも冷たい、足が冷たくてなかなか寝つけない、しもやけになりやすいなど、冷えの悩みは手足を中心に起こります。その最大の原因は、血行不良です。

ドロドロ血液は手足の末梢まで流れにくい

なぜ冷えるかというと、まず、からだがつくりだすエネルギー、つまり熱の量が少ないことがあげられます。これには食事の量の不足やバランスのわるさ、運動不足などが関係しています。

また、つくられた熱を運んでいるのは血液なので、その流れがわるくても冷えやすくなります。心臓から遠く、血管の内腔も狭い末梢血管ほど血行不良になりがち。
だから手足の先はもっとも冷えやすいのです。血行不良は、自律神経のバランスの乱れなど、さまざまな要因が絡みあって起こりますが、ドロドロとした血液も流れにくくなる要因のひとつです。

からだの冷えは、頭痛、肩こり、肌荒れ、のぼせ、むくみ、頻尿、食欲不振、下痢、便秘、腰痛、月経不順など、全身にいろいろな不快症状を起こします。
しかし、手足の冷えが解消すれば、ほかの不快症状もやわらいできます。末梢血管の血のめぐりがよくなるということは、からだ全体の血液循環がスムーズになることにほかならないからです。
ドロドロだけでない!ベタベタ、ギュウギュウ、ギトギト、スカスカ血液はリスクが高い

足の動脈硬化が原因の場合も

足先の血流を悪化させる原因のひとつに、足の血管に起こる動脈硬化、「閉塞性動脈硬化症」があります。足に十分な血液が行き渡らなくなるため、足が冷えたり、しびれたり、歩くとふくらはぎや太ももの後ろに痛みを感じたり、ふくらはぎがつったりするようになります。
悪化すると、血液が届かなくなった末端の組織が死んでしまい、場合によっては足を切断しなければならないこともあるほど。冷えだけでなく、しびれ、歩行時の筋肉痛などがあるときは、早めに受診しましょう。

手足の冷えを解消するポイント
もむ

手足の先には、血行回復に効果があるといわれるツボが点在しています。手足をマッサージする習慣をつけましょう。

食べる

エネルギーのもとは食べもの。食べものが消化吸収されて、エネルギー、つまり熱がつくられます。食事量が少なかったり、量は十分でも消化吸収がうまくいかなかったりすると、つくられる熱の量が少なくなってしまいます。消化のよい食べものを、十分とるように心がけましょう。

歩く

筋肉が活動するときには熱がつくられます。運動不足では、熱の生産量が落ちてしまいます。歩いて熱を発生させましょう。

温める

温まると血管は広がります。血液もそれだけ流れやすくなります。入浴はもちろん足だけ湯につけて温める足湯も効果的です。足だけでなく全身が温まります。くるぶしが十分隠れるぐらいの湯量、少し熱く感じる程度の湯温が最適です。
体温をあげる

貧血 さらさらしすぎ血液もダメ!

サラサラ流れていれば、血液はきれいなベストな状態…なんて思っていませんか?じっは、そうともいいきれません。サラサラしすぎは、貧血のうたがいがあります。

全身、酸素不足で疲れやすくなる

貧血とは血液が薄くなっている状態のこと。正確には、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減少して、全身の細胞が受け取る酸素が足りなくなってしまった状態です。

貧血のなかでいちばん多いのは、鉄分の不足で起こる鉄欠乏性貧血です。赤血球の大部分を占めるヘモグロビンは、おもに鉄分とたんばく質からできているので、体内の鉄分が足りないと、材料不足で減ってしまうのです。鉄欠乏性貧血は女性に多くみられますが、高齢の男性にも少なくありません。
貧血の予防と治療

貧血になると、顔色がわるくなったり、口の中の粘膜やまぶたの裏側が白っぽくなったりします。動悸、息切れ、立ちくらみ、めまい、耳鳴りなどの症状が起こることもあり、また、とても疲れやすくなります。粘り気の強いドロドロした血液は、全身にわるい影響をおよぼします。でも、貧血のように血液が薄くてサラサラしすぎている状態も、決してよくくはないのです。

貧血のタイプ

  • 材料不足
    鉄やどタミンB12の欠乏で赤血球がつくれない(鉄欠乏性貧血、悪性貧血など)
  • 骨髄の異常
    骨髄の異常によって赤血球がつくれない(再生不良性貧血)
  • 壊れやすい
    赤血球はできるが寿命が短くなってしま
    う(溶血性貧血)
鉄欠乏性貧血の原因

女性に多いイメージがありますが、男性にもあてはまる原因がいろいろあります。

どんどんなくなる

胃、十二指腸、大腸など消化管からの出血、痔からのたびたびの出血、女性の場合は月経血や分娩時の出血など、失われる血液の量が多いと、鉄欠乏を起こします。

使う量が増えた

妊娠中の女性は、おなかの赤ちやんが使う分だけ、必要な鉄の量が増えるため、食事に十分注意していないと貧血に。授乳期間も、母乳のなかに栄養分を送り込むため、やはり貧血になりがちです。

吸収が悪い

胃を切除するなど、消化管の機能が低下すると、鉄分の吸収がわるくなります。それが原因で貧血になることもあります。