水分不足は血液をドロドロにするもと。水分は、飲んでいるようで意外に足りていないもの。十分な水分補給こそ、血液をきれいにする第一歩です。
寝る前に1杯、起き抜けにもコップ1杯の水を飲む習慣を
血液を汚す大きな原因に、水分不足があります。からだの水分が不足すると、血液もねばねばしてきます。水を飲むことこそ、血液をきれいにする「初めの一歩」。
食事に含まれる分を含め、1日に1.5~2.0リットルは必要です。ドロッと赤血球がつながってみえる人も、水をたっぷり飲むだけで、サラサラと流れやすい血液に変わる場合があるほどです。
とくに心がけたいのは、就寝前と起床直後の水分補給です。血液のネバネバ度は朝方に高まりやすい傾向があります。眠っている間は、当然、水分補給できません。
けれど、発汗などによってからだの水分は蒸発していきます。もともと、きれいとはいいがたい状態の血液だと、血栓ができてしまうおそれすらあります。
寝る前に1杯、起き抜けにも1杯の水を飲むこと。だれにでもすぐできて、しかも効果の高い方法ですから、ぜひ習慣にしてください。寝る前の水分補給は「トイレが近くなるのはイヤ」と、ためらいがちですが、微量の食塩を加えれば、水はぐっとと吸収されやすくなります。
桜島活泉水で血液さらさら | 健康&美容
微量の塩を加えた水はコーヒーや緑茶にもおすすめ
微量の食塩(ナトリウム)を加えた水なら、からだに吸収されやすくなります。吸収がよいという点では、ナトリウムをはじめとするミネラル類が添加されたスポーツドリンクも同じです。
でも、市販のものは糖分も多いので、大量にとるのはさけてください。ポリフェノールを含む緑茶やコーヒーで水分を摂取するのもいいでしょう。ただし、利尿作用のあるカフェインも含まれますのでせっかくの水分摂取なのに体から尿として排泄されてしまいます。
就寝前後コップに1 杯、食間に1~2 杯ずつ。食事には汁ものを
寝る前、起き抜けには水が最適。食後、食間にホッとひと息つきたいときには緑茶、コーヒーがよいでしょう。就寝前後の水と1 日合計で4~5 杯の緑茶とコーヒーに加え、毎食、食事に汁もの(みそ汁、スープなど)をとるようにすれば、無理なく目標量を達成できます。