(35歳自営業男性の例)
最近、手足の冷えがひどくて困っています。キーボードをたたく手が冷たくなっていたり、寝る時は靴下を重ね履きしないととても眠れません。最近は、靴下だけでなくタイツもはいたりして冷えに注意しているのですが、体がいつも芯から冷えてしまう感じでいくら外側から温めてもなかなか温まりません。
末梢血液の循環を悪化させる過食、ストレス、運動不足
かなりひどい冷え症に悩む人の血液には、いびつなプラークや、針状のものがあるのが確認できました。いずれも、手足に分布している末梢血管などの血流がわるくなるとしばしばみられる現象です。
体内でつくられた熱は、血液が全身に運んでくれます。そのため、血流がわるくなれば、からだの先までなかなか熱が届かず、手足が冷えてしまうのです。
また、血流がわるいと肩こりの症状も現れてきます。血流の障害は、脂肪や糖質のとりすぎ、ストレスや疲れ、運動不足などによって起こってきます。
ですから、自分の生活習慣を振り返ってみて、血行不良をまねきやすい要因をひとつずつでも改善していくことが、冷え症を解消する近道といえます。
冷え症の人の血液
プラーク
脂肪や糖質のとりすぎ、ストレス、運動不足などで血流がわるくなると発生しやすい。タバコの吸いすぎ、消化・吸収不良などでも現れる。
局所に針状のもの
疲れやストレスがたまっていると生じやすい。また、血流がわるく、肩こり、冷え症などの症状があると現れやすい。
改善のポイント
- 肉をとりすぎているようなら、これを控える。甘いものも同様。
- よぶんな脂肪や糖分を体外に排出する作用がある食物繊維を十分に補給します。脳は肉が大好物、腸は野菜(食物繊維)が大好物
- 血行をよくする働きがある酢、梅肉エキス、レモン、玉ネギ、ニンニクなどを意識して食べるようにする
- ウォーキングやストレッチンクなど気軽にできる運動で、血行をよくしたり、ストレスを解消する
便秘は冷えが原因のサイト内では冷え対策について紹介されているので改善のポイントを実行しながら参考にするとさらに効果的です。
割と早く体が温まる方法としては「塩入り半身浴」がおすすめです。