(55歳の例)
ふりかえってみると、30数年来、酒が欠けたことってないですねえ。仕事がら、つきあいが多いもんで……。ただ、最近、弱くなっちゃって、あまり量は飲めなくなってきました。
それでも女房は「飲みすぎだ」って怒ってますけど。でも「酒は百薬の長」っていいますでしょ? だから「オレの唯一の健康法なんだ」って言い返してますよ、私も。
肝臓のストレスが血液に現れる
酒が唯一の健康法」と豪語していますが、たしかに、ほどほどの量の飲酒なら、酒は百薬の長になりますが、「三十数年来、酒を抜いた日がない」というのは飲み過ぎです。
はたして百薬の長になり得ているのかどうか、おおいに疑問が残るところです。
大酒飲みのための教科書はこちら。お酒飲みの心理、アルコールによる弊害、さまざまな視点によるものです。
血液をチェックしてみると、いたるところに針状の老廃物やクリスタルのように光るものがありました。いずれも、肝臓の働きがわるくなったときに生じやすい現象です。
肝臓は、長い間の飲酒習慣でストレスを受け、かなりくたびれています。ここでお酒とのつきあい方を改めないと、肝機能の低下が進んでいくことは間違いありません。
お酒が「百害あって一利なし」にならないようにするには、一度の飲酒量を減らし、飲まない日をつくることが早急に必要でしょう。
飲んべぇの血液を実際に見ると
- いたるところに針状のもの
- 肝臓の働きが落ちているときに生じてくる。脂肪肝がある場合も出やすい。便秘や下痢でもみられる
- 明るい色のクリスタル
- 肝臓の機能が低下していると現れやすい。水分不足や便秘、下痢をしていても生じる
改善のポイント
- アルコール、カフェイン、脂肪はできるだけさける
- 肝臓の働きをよくするため、たんばく質やどタミン、ミネラルを積極的にとる
- タウリン、グルタチオンの摂取を心がける
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