「ダイエット中」のとき血液の状態はどうなっているのか

(20代 大学生の例)
3ヶ月前ショップでパンツを試着しようとしたらはけなくてかなりショックを受けました。そこでダイエットを開始。
食事は、朝はヨーグルトとバナナ、昼は野菜ジュースのみ、夜は納豆ごはんとサラダくらいしか食べていません。ほとんど毎日ジムに通い目標体重に向けてダイエット中です。

栄養不良はギザギザ赤血球を生みだす

身長167cmで、現在の体重は46kgと、モデルのようにスリムですが、肌にツヤがなく疲れた様子です。「下半身デブだった」といいますが、ダイエット前の体重も50kg台前半で、身長からすると「やせ型」範疇にありました。

このような状態の血液には、ウニのようなトゲのある赤血球がたくさんありました。これは、たんばく質や鉄分、ビタミンB群など、赤血球をつくる栄養が不足していたり、赤血球の膜が酸化すると起こりやすい現象です。

「バランスよく食べてるつもり」と口にしていますが、量の不足は明らかです。運動量も多すぎるようです。「まわりの人から「それ以上やせると、からだを壊す」と忠告されていたのですが、赤血球の変化をみて、無理なやり方を反省しています。
ダイエット中にいらいらするのは?

有棘(ウニ状)赤血球

栄養不良、消化・吸収不良、大腸機能の低下などがあると現れやすい血液です。活性酸素による細胞膜の酸化も変形の原因になります。健康な人でも赤血球のうち1~2% はみられます。

改善のポイント
  • 血球の材料になる、たんばく質や鉄分、ビタミンB群を十分にとる
  • 抗酸化作用のあるβ-カロチン、ビタミンC 、E などを十分にとる
  • 活性酸素の増加につながる疲労、激しい運動、精神的ストレスに注意。休養を心がける

「赤血球」血液成分のチェックはこちら。

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