「腎臓」血液成分のチェック

血液の汚れを濾過する臓器

尿と血液は非常に深い関係で切っても切れない関係にあります。というのも尿のもとは血液だからです。
尿には血液中の老廃物を取り除くという大事な役割があります。
おしっこが出るから血液はきれいでいられるというわけです。
その尿をつくる体の下水処理工場的菜役割が腎臓です。

腎臓は細い動脈が絡み合った糸球体と呼ばれる濾過数値が数多くあります。
血液はこの糸球体で濾過され、老廃物が尿のもと「原尿」になります。
もちろん尿として排泄される量は原尿よりずっと多くなります。というのも原尿が糸球体に続く尿細管を流れていく間に水分とそこに溶けている物質の一部が血液のほうに再び吸収されるからです。
実際の尿量は、原尿の100分の1程度、通常は1日に1.5リットルくらいです。

腎臓にはつねにたくさんの血液が入ってきます。その量は心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量の4分の1にあたります。それだけ、血液の影響を受けやすい臓器なのです。

尿量は減りすぎても増えすぎても血液を汚す

排泄する尿の量は、水分をとる量や体質によって違いがあります。しかし、「工場」の腎臓や、処理する血液を送り込む心臓などにlなんらかの障害が起こると、排泄される尿量が減ったり、増えたりすることがあります。尿の量が減ると、血液中の老廃物の排泄がしっかりできなくなって血液の汚れも増加します。逆に出過ぎは血液中の水分が減り、ドロドロに。いずれにせよ血液にとって好ましくない状態なので注意します。

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